コンテアニメーション

〇コンテアニメーション作成方法

〇シナリオ作成

これは通常のアニメを作る時と同様、シナリオを作成します。

トリプルスレットでは木村が担当しました。

スクリーンショット 2017-04-24 19.49.57

〇キャラクター設定

これも通常のアニメを作る時と同様、キャラクターデザイン
を行います。

トリプルスレットでは北奈つきさんが担当しました

 

 

〇美術設定

これも通常のアニメを作る時と同様、美術設定
を行います。

トリプルスレットでは、木村が写真等を駆使して
設定を作成しています

香の部屋美術設定

〇AR(アフレコ)

プレスコスタイル(絵は無く、台本を元に演技してもらう)で収録。声優さんの音声に合わせて編集を行っていきます

〇絵コンテ

ラフコンテを元に、解像度300dpi以上でコンテを清書してもらいます。
カラー漫画を描く要領で、清書後、コンテ自体に着彩します。

この絵コンテ作業が、読んで字の如く「コンテアニメーション」の
肝になります。
LO、原画、動画、仕上げ、特効をコンテ内で作業致します。
コンテ内で全て工程を一つにまとめる事で、費用が3000万円から300万、
やり方によっては100万円に抑える事が出来る。

LO、原画、動画、仕上げ、特効にしっかりとお金を使う事によって、
現存のセルアニメーションはクオリティーを保っています。しかしコンテアニメーションは
ここを効率的に抑える事によって、大幅なコストカットを実現しています。

〇撮影

撮影という概念がありません。タイムシート(撮影さんに渡す動きのタイミングを
記した物)は存在していません。
一部、メインタイトルなどは撮影さんに作ってもらったりしています。
現在のアニメーションは、このセクションの力でクオリティーが
各段と上がります。更にCGも加わる事によって、多種多様な表現方法が
可能になりました。

 

〇編集

声優さんの音声と着彩されたデーターを直接編集機(木村はAdobe Premiere Pro CCで作業)読み込ませて
編集していきます。

通常のアニメでは、撮影データー上がりを編集さんが差し替えていき、監督と演出さんとチェックして方向性を決めていきます。AR用DB用オールラッシュ用ビデオ編集用と最低4回は書きだし作業が必用となります。この工程も大幅カットする事によってコストカット実現。ただし、DB用に着彩完成前素材で編集はします。
通常アニメ作業同様に完パケでDBは難しいです・・・

スクリーンショット 2017-04-24 20.27.27.png

〇DB(ダビング、声、効果音、音楽をミックスする作業)

通常の作業方法でDBを行います

IMG_1167

 

〇納品

Web上の配信がメインになってくるので、端尺(TVは22:50:00等にしないといけない)の事を気にしなくて良く、ラウドネス(CM以外は音の高低を一定化されてしまう)する必要も無くSR(一部のTV局はテープ納品しか受け付けない)納品しなくて良い。
youtube等は10秒ぐらいでアップロード可能ですし、ミス発見したら直ぐ修正も出来る。
いつでもアップロードも可能なのでお手軽です。
波代(スポンサーがテレビ局に支払う電波料のこと)も勿論不要です。

 

〇まとめ

コンテアニメーション作成方法のコツは
既存のアニメの作り方に疑問を持って、良い所と
非効率すぎる所を精査する事。

原作者やお客様が、何を一番大事にしているかを
考えて作成する事だと思います。

アニメ作りもそうですが、1人で作る事はできません。
パートナー探しが重要だと実感しました。
・ビジネスパートナーになりたい方
・コンテアニメーションを発注したい方
・コンテアニメーションに興味を持った方
お気軽こちらまでお問合せ下さい。
お問い合わせ

また、コンテアニメーションについてご意見ご感想
をこちらまで頂けると幸いです
アンケート